改ページ
生成された PDF で起きる問題のほとんどは、2ページ目で起きます。表が行の途中で切られている。 見出し行が二度と現れない。合計の下に置いたはずの振込先が、単独で最後のページに残っている。
Compose PDF は組版者と同じように改ページします。しかも、よくある場合については規則を 1つも書かせません —— ページより長い表は、見出しごとそのまま続きます。
表は行と行のあいだで割れ、行の途中では割れません。 収まらない行は、どれだけ背が高くても まるごと次のページへ移ります。
見出し行は繰り返されます。 続きのページの先頭で毎回描き直されます。表ごとに 新しいページで見出しを繰り返すで切れます。
フッターは出るページを選べます。 合計行はすべてのページにも最終ページのみにも 置けます。前者は繰越の小計、後者は総計です。
割られたくないブロックは割られません。 まとめて保持を付けると、ページの境界を またがずにまるごと移動します。
次のブロックに付いていくこともできます。 次と一緒に保持を付けると、そのブロックが ページの最後にひとり取り残されません。典型は、表から引き離されてはいけない見出しです。
何かの下にあるものは、下にあり続けます。 座標で位置を固定する代わりに、別のブロックを 追従するよう設定して間隔を指定します。上の表が9行伸びれば、そこに繋がっているものは すべて9行ぶん下がります —— 結果がどのページになろうと。
続きのページは別の意匠を持てます。 1ページ目にはレターヘッド、2ページ目以降には その軽い版。その2ページ目を一度だけ設計し、流れる内容を続きのページで指し示します。
ページ番号は、どこで割れるかが決まってから解決されます。 ページのヘッダーかフッターに
+ ページ番号で追加すると、3 / 7 と正しく刷られます。総数は改ページが終わって初めて
分かるからです。
横並びのブロックは一体で動きます。 内容が揃った2つの段 —— 合計欄とその隣の注記欄 —— は同じ場所で割れるので、次のページでも互いに水平を保ちます。ばらばらにずれません。
改ページは既定で有効です。収まらない内容は続きのページへ流れます。個々のブロックの挙動 (まとめて保持、次と一緒に保持、追従)は右側のインスペクタで、表の挙動 (新しいページで見出しを繰り返す、フッターの位置、最小行数)は同じパネルの表の節で 設定します。
**改ページに関する設定は、呼び出し時には1つもありません。**すべてテンプレートが持つので、 同じペイロードなら、スタジオのプレビューでも、ブラウザからの書き出しでも、API の応答でも、 同じ位置で割れます。
API から分かること
Section titled “API から分かること”レンダリング結果のページ数はサーバー側で記録され、GET /v1/renders/{renderId} の pages で
読めるので、ファイルを開かずに計測やログができます。レンダリング
API を参照してください。
- ページより背の高い行は分割できないため、切り取られるのではなく、単独のページへ移されます。
- 続きには限度があります。 永遠に流れ続けるテンプレート(たとえば絶対に収まらない行)は、 無限にページを作らずに停止します。
- ページ番号はページ自身のヘッダーかフッターのもの、つまり繰り返される部分のものです。 通常の本文に打ち込んだ数字はページ番号ではなく、解決されません。
- グループ化は改ページとは別のものです。 同じ値を持つ行は見出し行の下にまとめられ (行をグループ化)、そのグループが上の規則に従って割れます。どちらの場合も ペイロードは平らな配列のままです。